sleepy

眠いのに眠れない

眠いのに眠れない~不眠のメカニズム

眠いのに眠れない、そんな辛い状態が続いている場合、不眠症を発症していることが疑われます。このページでは、そんな眠れない症状が起こるメカニズムなどについて、実際の事例をご紹介しながら解説していきます。

眠いのに眠れない事例を紹介

Case
体験談01

仕事のストレスで不眠になり、ついにダウン

パートの仕事を始めたのですが、面接時の条件とあまりに仕事内容が違いすぎて、それが大きなプレッシャーになっていました。もともと寝付きは悪い方でしたが、寝付くどころか眠気すら起きなくなり、眠らないまま出勤した日もありました。そうしているうちにとうとう体がダウンしてしまいました。今は仕事を辞め、病院で治療し快方へ向かっています。

体験談02

酷い睡眠不足なのに昼間も眠くない

眠れないと感じた最初の頃は、まぁたいしたことはないだろうと思っていました。ですがそれが何日も続き、さすがに疲れがたまり食欲も落ちてきました。でも、酷い睡眠不足なはずなのに、昼間も眠くはないのです。寝ようと思って布団に入って横になっても、不安なこととか悲しかったこととか、マイナスの考えばかりが頭に浮かび上がってきて、どんどん眠れなくなっていきました。

イラスト

眠くても眠れないのは、
何が原因?

Cause

眠れない、そんな不眠の原因とは

眠いのに眠れない、布団に入っても眠気が訪れない、そんな辛い不眠症状が発症するのに、考えられている原因には次のようなものが挙げられています。

ストレスが原因…

眠いのに眠れないという症状の大きな原因となるのが、心的なストレスが挙げられています。仕事や人間関係などで過度のストレスがかかると、睡眠のバランスを保つ自律神経が乱れ、入眠に入ることを妨げてしまうのです。寝ようとしたときに色々と考えごとをしてしまうのも、精神的なストレスによるものと考えられています。
よく「嫌なことは寝て忘れる」とも言われますが、実は逆の効果となるそうなのです。睡眠中は日中に記憶したことを整理し、きちんと記憶するための時間でもあります。赤ちゃんなども眠っているときに情報を整理し記憶していると言われていますし、睡眠学習もこの作用を利用したものです。ですから、大きな心配ごとや嫌なことがあったときに眠れなくなるというのも、本能的に嫌なことを記憶しないようにしているためかもしれませんね。

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すぐに始められる対策

Counterplan

眠いのに眠れないを改善するオススメの対策法

やはりこの不眠症状でも、改善するためにはストレスで緊張状態になりっぱなしの脳を、休めるようにリラックスさせてあげるのが肝心となります。一番はストレスとなっている原因を取り除いてあげることですが、すぐにはちょっと難しいと思います。
そこでまず、食生活と環境の改善から、自律神経を整えリラックス効果を高めるようにしていきましょう。例えば、睡眠に良い効果を持つ栄養素を含んだ食事を摂る、入浴時間にアロマを加えるなどリラックスできる工夫をする、間接照明で寝室を落ち着いた雰囲気にする、静かな音量でリラックス音楽を聴くなどがおススメです。
食事の改善がちょっと難しいという方には、自分の症状に合った睡眠サプリの活用も有効でしょう。手軽にできる改善方法ですので、忙しい方にも向いています。