Living habits

現代人の生活習慣

不眠を招く現代の生活習慣

生活習慣の中にも不眠の原因は多く潜んでいますが、特に最近ではPCやスマホの見すぎが問題となっているそうです。そこでこのページでは、不眠を招く現代の生活習慣について解説していきます。

スマートフォンやパソコンと不眠

スマートフォンやパソコンと不眠

スマホやPCはなぜ睡眠を妨げるのか

現代の生活には欠かせないアイテムと言って良いのが、スマートフォンやPCです。仕事で長時間PCを使用する人はとても多いですし、プライベートでは寝る直前までスマホをいじっているという人も大勢いらっしゃいます。24時間いつでも色々な情報が溢れていて、他の人とのコミュニケーションにも便利なアイテムですから、飽きずに1日中でもずっと使用し続けているという方も少なくありません。そして、まさにそのことが不眠を引き起こす引き金となっているのです。

PCやスマホの画面からは、LEDライトが放つ「ブルーライト」が発せられています。「ブルーライト」とは青色で波長の短い光のことを指し、自然界で言うと朝日の光によく似ています。そのため、脳を目覚めさせる働きがあることに加え、短い波長の光は目が非常に疲れやすく目の筋肉を緊張させてしまう特徴もあるため、長時間PCやスマホの画面を見続けると、眠いのに寝れない状態にさせてしまいます。

ブルーライト用のメガネをすれば影響はないの?

ブルーライト用のメガネをすれば影響はないの?

ブルーライトをカットすれば大丈夫?

PCやスマホのブルーライトの影響を軽減するために、画面に貼るブルーライトをカットするシートや、ブルーライトカット眼鏡が販売されています。これらは、画面から発せられるブルーライトから目を守るアイテムとして、現在多くの人が利用しています。特に眼鏡は度入りのものもあり、自分に合わせて作成もできるので人気が高いそうです。では、目の疲労はもちろん脳を覚醒させる働きのあるブルーライトの対策をすれば、不眠になることはなくなるのでしょうか?実は、PCやスマホで脳が覚醒してしまうのは、もう一つ新しい情報が次から次へと飛び込んでくることも挙げられます。ですので、ブルーライトの影響を軽減しても、寝る前に長時間使用すれば脳は興奮状態になり、眠いのに寝れない不眠の症状が現れやすくなるのです。

家庭内のLEDライトにも注意!

家庭内のLEDライトにも注意!

意外に身近にたくさんあるLEDライト

朝日の光によく似た性質を持つブルーライトは、LEDライトから発せられています。テレビやPC・スマホの画面に使われているLEDライトですが、最近では省エネという点から注目され、蛍光灯に替わり私たちの身近な場所で数多く使われるようになりました。例えばコンビニなどの店舗などは、照明にLEDライトを使用していますし、家庭用の電球もLEDライトが主流となっています。スマホやPCほど目に入る光量は多くありませんが、就寝時間の前はできるだけあたりすぎないように注意すると良いでしょう。

 

ブルーライトへの
対策

Measure
ストレスを軽減する工夫眠るための対策

色々あるブルーライトの対策方法

朝日を浴びて脳が覚醒するように、就寝前にブルーライトを浴びすぎると眠いのに寝れないといった、不眠の症状が現れてしまいます。改善には、寝る前にスマホやPC・テレビを見ないのが一番ですが、現在の生活習慣の中では難しいかもしれません。最近では、ブルーライト用の眼鏡やブルーライトカットの画面シートだけではなく、ブルーライトを軽減するスマホアプリや、PCソフトなども発表されています。これらを上手に活用していきながらできるだけ脳を刺激から守り、自然な睡眠が取れるように工夫しましょう。

 

運動不足も不眠を招く

運動不足な生活習慣を見直そう

現代の生活習慣では、移動には車や電車、バスを利用することが多く、運動不足になりがちです。まして仕事が忙しいとなると、ますます運動する機会を逃しがちになってしまいます。運動が不足して体に適度な疲労がないと、脳は眠いけれど体は眠くないといったアンバランスな状態になってしまい、眠いのに寝れない状態に。改善のためには、30分程度の有酸素運動がおススメだそうです。例えば、通勤中に一駅分歩くとか、階段を使うというのも良いでしょう。脳と体がバランス良く適度に疲れることで、自然で質の良い睡眠へと向かえるようになります。しかし、就寝前に激しい運動をするのは体を興奮状態にしてしまうので、逆に寝れなくなってしまう可能性があります。就寝前であれば、リラックス効果の期待できるヨガなどが適しています。