足浴で期待できる睡眠改善

Foot bath

不眠の悩みを抱える人が、足浴で不眠の症状が和らぎ、睡眠の質が改善できるかも知れないという研究報告が為されました。

簡単に出来る
足浴の方法は?

First Step
check!

足浴とは?

足浴とは、温泉地方で見られる「足湯」のように、服を着たままで靴下を脱ぎ、素足を心地良い温かさのお湯に浸すリラックス方法です。

足浴のやり方は?

Howto

足浴の方法は、大まかに言えば以下のようになります。

1.椅子と洗面器を用意する。

2.洗面器に心地良い温度のお湯を入れる。

3.椅子の下に洗面器を置き、椅子に座ってお湯の中に両足を浸す。

4.15分間ほどお湯に足を浸し、お湯が冷めてきたら足を抜く。

また、足浴の際は膝の上にブランケットなどを掛けて保温をしたり、足浴後すぐに就寝できるよう、足をビニール袋などで覆って濡れないような工夫をしたりしても良いでしょう。

足浴の効果で不眠の症状が改善する!?

Effect
足浴と不眠改善の検証実験

医療機関において、入院中の患者で不眠を訴えている人を対象にして、就寝前の足浴が睡眠にどのような影響を及ぼすのか、実験が行われました。ただし、明らかな病気や精神疾患によって眠れなくなっている人や、神経に作用する薬を飲んでいる人は、実験対象から除外されています。
実験には、就寝前に足浴を行う場合と、普段の状態において、それぞれ睡眠中にどのような変化が見られるのか、心電図測定器や、アクティグラフという「人の睡眠の度合いを測る腕時計型の専用機器」が用いられました。また、検査項目には機械的な数値の他にも、患者自身が睡眠に対してどのように感じたかという、主観的な感想も重要なポイントとして含まれています。
さて、実験の結果、身体的な生理反応の面でも、睡眠に対する満足感においても、足浴を行うことで良い影響が認められたというデータが得られました。これはつまり、足浴が不眠を改善するという可能性を示唆しています。

足浴で不眠改善を目指す際の注意点

Caution

不眠ケアの一環として足浴を行う際は、足浴の効果を最大限に発揮させる為、就寝前30分以内に足浴を終えて、リラックスした状態でベッドへ入れるように時間を調節することがポイントです。

参照元

Reference

日本看護科学学誌 Vol29,No.4, 2009年 「不眠を訴える入院患者への足浴の効果」[pdf]