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どんな種類がある?
睡眠サプリの成分

Ingredients

注目の睡眠サプリに配合される成分とは

最近、不眠にお悩みの方から注目されている改善のための対策が、睡眠サプリメントです。ここでは、睡眠サプリに配合されている成分について、それぞれが持っている特徴などについて紹介していきます。

睡眠サプリに使われる
代表的な成分リスト

List

睡眠サプリには、大きく分けて2つに分けられます。グリシン、トリプトファン、テアニンなどの「アミノ酸系」とクワンソウ、ラフマ葉などの「ハーブ系」の成分です。それぞれの効果や副作用、特徴をまとめてみました。成分についてよく知って、自分に合ったサプリメントを選びましょう。

Amino acid

アミノ酸系

グリシントリプトファンテアニンGABAセリン
Herb

ハーブ系

クワンソウバレリアンセントジョンズワートラフマ葉

グリシン

アミノ酸系

効能

グリシンを摂取する事で、睡眠の質を向上させ寝つきを良くする睡眠改善効果や、抗酸化作用、抗うつ効果、美肌効果などの効能が得られるとされています。

副作用

体内でも生成可能なアミノ酸ですので、ほぼ副作用はありません。かなりの量を過剰摂取した場合、稀に呼吸筋の麻痺・下痢・嘔吐などを起こす可能性があります。

特徴

グリシンは、脳の中枢神経で興奮などを抑制する神経伝達物質の役割を果たす、という特徴を持っています。また、体内でコラーゲンを構成する材料となるのも、大きな特徴であると言えます。


トリプトファン

アミノ酸系

効能

トリプトファンには、不眠改善効果・アンチエイジング効果・鎮痛効果・集中力や記憶力を高める効果・PMS(月経前症候群)の改善効果といった効能があります。

副作用

トリプトファンを過剰に摂取した場合、肝臓に悪影響が出てしまう副作用が指摘されています。肝硬変や肝機能障害などを起こす危険性も報告されています。

特徴

必須アミノ酸の一つであるトリプトファンは、体内では生成されず食事から摂取しなければなりません。脳内のセロトニンを生成する特徴があり、精神を安定させるのに役立つ成分とされています。


テアニン

アミノ酸系

効能

テアニンには、睡眠を促す・冷え性改善・リラックス・集中力の向上・PMS(月経前症候群)や更年期障害の改善・高血圧予防などの効能があるとされています。

副作用

テアニンを過剰に摂取した場合、排尿のトラブル・下痢・不眠症・不安感・胸焼け・イライラなどの原因となってしまうことが、副作用として指摘されています。

特徴

お茶に含まれるアミノ酸の一種であるテアニンには、脳の興奮を鎮め緊張を和らげる特徴があります。また、脳内において神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの濃度を変化させる特徴も持っています。


GABA(ギャバ)

アミノ酸系

効能

GABAはアミノ酸の一種で、脳の中枢神経で働く神経伝達物質です。摂取する事で得られる効能には、リラックス効果と血圧を下げる効果などが挙げられています。

副作用

GABAには副作用の心配はほとんどありませんが、過剰に摂取しすぎると動悸や息切れ、赤ら顔、唇の痙攣、不安感、吐き気などの症状が出る場合もあります。

特徴

GABAはストレスや運動で脳が興奮すると活発に分泌される、アドレナリンを抑制します。その働きにより、脳の興奮を抑えて神経の高ぶりを鎮め、血圧を正常にするといった特徴があります。


セリン

アミノ酸系

効能

シルクのプロテインから発見された、非必須アミノ酸の一種であるセリンには、美肌効果、アルツハイマー病の予防効果、睡眠を促す効果などの効能が期待できます。

副作用

セリンは摂取しても体に蓄積されない成分ですので、副作用の心配はほとんどありません。しかし過剰に摂取しすぎれば、腹痛や胃痛の原因となる場合もあります。

特徴

セリンには、脳細胞を構成する神経細胞の材料となる、という特徴があり、脳の健康を維持する働きがあります。また、肌の角質層に最も多く存在しているのもセリンの特徴で、肌の潤いを保つ働きもしています。

クワンソウ

ハーブ系

効能

沖縄の伝統的なハーブであるクワンソウには、優れた睡眠誘発効果を持つオキシピナタニンが含まれているため、睡眠を促し不眠を改善する効能が期待できます。

副作用

現在、クワンソウに関する副作用は報告されていません。しかし、クワンソウを生食するとお腹を壊すとも言われていますので、過剰摂取は避けた方が良いでしょう。

特徴

クワンソウには睡眠を促す働きがありますが、睡眠薬とは違い天然ハーブならではの穏やかな効き目というのが、最大の特徴と言えるでしょう。特に、入眠困難や中途覚醒の改善に効果が期待できるそうです。


バレリアン

ハーブ系

効能

多年生植物であるバレリアンは、古くから天然の精神安定剤として利用されているハーブです。不眠症の改善、不安感の軽減、鎮静・鎮痛といった効能が望めます。

副作用

過剰に摂取すると、頭痛・吐き気・落ち着かない・ふらつきといった副作用が起こる場合があります。また、催眠効果のある薬剤との併用は、控える必要があります。

特徴

乾燥させると、独特な強い匂いを発するのが、バレリアンの大きな特徴です。サプリメントでは匂いの問題はありませんが、ハーブティーで摂取する場合、他のハーブとブレンドすると飲みやすくなります。


セントジョーンズワート

ハーブ系

効能

セントジョーンズワートには、うつ病の改善効果・不眠改善効果・更年期障害やPMS(月経前症候群)の改善効果などの効能があるとされています。

副作用

摂取による副作用は極めて少ないとされていますが、稀に胃腸の不調・口の渇き・めまい・日光過敏症などが起こる可能性があるとされています。

特徴

セントジョーンズワートは多年草ハーブの一種で、ハーブの先進国であるヨーロッパでは、うつ症状の治療薬として活用されるほど、精神を落ち着かせる作用が強いという特徴を持っています。


ラフマ葉

ハーブ系

効能

中国西部から北西部にかけて自生する植物ラフマには、精神安定効果・生活習慣病の予防と改善効果・喘息予防効果・抗菌効果などの効能があるとされています。

副作用

ラフマの根には強心作用があるといわれているため、過剰摂取してしまった場合、心臓の収縮が強くなったり、心拍数が低下するなどの危険性が指摘されています。

特徴

ラフマは主に葉の部分をお茶にして摂取されており、日本ではヤンロンティーと呼ばれています。お茶の他にも、茎の部分の繊維質で布を作ったり、中国では漢方薬として使用されているという特徴があります。

セロトニンについて

Serotonin

睡眠に必要なホルモン「セロトニン」

睡眠について調べると、良く「セロトニン」と「メラトニン」という名前が出てきます。これらは脳内で分泌されるホルモンで、セロトニンには脳をリラックスさせる働き、メラトニンは睡眠を促す働きがあります。どちらも睡眠の質を高めるために必要なホルモンですが、セロトニンはメラトニンを合成する材料ともなりますので、不眠の改善にはまずセロトニンを増やす事が有効でしょう。

セロトニンやメラトニンといったホルモンを直接摂取する事は、副作用の危険性が高いため日本では薬事法で禁止されています。海外ではメラトニンのサプリメントが販売され購入する事も可能ですが、何が起こっても全て自己責任となってしまいますので、その点からも安易に入手してしまうのはやめた方が良いでしょう。

脳内のセロトニンを増やすには、その材料となる栄養素を摂取するのがおススメです。テアニンやトリプトファンがその代表的な栄養素で、多くの睡眠サプリに主成分として採用されています。ただ、トリプトファンには肝機能に関する副作用の可能性が指摘されているので、テアニンの方がより安心して摂取していただける成分であると言えるかと思います。