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The day before the big day

大事な日の前日にうまく眠れない

体は疲れているはずのに……

仕事で疲れているにも関わらず、翌日に大事なイベントが予定されていると、どうしてもぐっすり眠れなくなるという人もいるでしょう。ここでは、大事な日の前日に眠れないという方のために、お悩みの原因や効果が期待される解消法などについて詳しく解説します。

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翌日への緊張や不安が
眠りを妨げる

Tension to the next day

「月曜日症候群」と呼ばれる症状も

翌日に大事なイベントを控えている日に限り、なかなか熟睡できないという人は少なくないでしょう。たとえ入眠がうまくいっても、睡眠中になぜか目覚めてしまう、という人もいるかも知れません。

具体的には、以下のようなイベントが翌日に控えている時、なかなか上手な睡眠をとることができない人もいます。

  • プレゼンテーション
  • 入学試験
  • 入社試験
  • 資格試験
  • 手術
  • 月曜日

これらのうち、昨今、マスコミなどでも話題になっているのが「月曜日恐怖症」。明日から緊張と疲労の一週間が始まる、と思うと、胸がドキドキして眠れなくなる症状です。

中には、無駄とは分かっていながらも、月曜日を先延ばしにするような行動(日曜日の夜中にテレビやゲームなどに興じる)に出る人も見られます。この「月曜日恐怖症」もまた、大事な日の前日に眠れなくなる症状の一つ、と考えて良いでしょう。

なお、大事なイベントの前夜に眠りにくくなる体質は、決して異常ではありません。中にはまったく翌日を気にせず熟睡できる強者もいますが、むしろ、そのほうが例外です。普通の人であれば、ある程度は緊張し、かつ、ある程度は入眠に影響が及ぶものです。

ただし、翌日のイベントへの緊張のあまり、朝まで眠れないような状態があるのであれば、それは少々問題。眠れなくなる原因を知り、何らかの具体的な対策を検討したほうが良いでしょう。

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大事な日の前日にうまく眠れない…、
その原因とは?

繰り返しますが、大事な日の前日になるとどうしてもうまく眠ることができない、という人は決して少なくはありません。なぜ眠れなくなるのでしょうか?その原因を4つに分けて解説します。

翌日のイベントへの不安・緊張がある

大事な日の前日に眠れない最大の理由は、翌日に控えているイベントに対する不安や緊張でしょう。

大事なイベントを控えた前日、または当日に、不安や緊張を覚えない人はほとんどいません。よって、前夜に緊張で眠れなくなってしまう人は、決して珍しいわけでもありません。

ただし中には、不安や緊張のあまり朝まで一睡もできない、という人もいるようです。そのレベルの睡眠障害に至ってしまった人に対し、軽々しく「普通だ」とは言えません。

イベントの用意が忙しくて脳が興奮している

翌日に控えたイベントの用意が非常に忙しく、いざ布団にもぐった際に、忙しさゆえの脳の興奮が治まっていないことがあります。

残業などで仕事が忙しかった日は、脳が興奮していて眠れない、という人も多いようです。あるいは、寝る前に映画などを見た場合にも、脳の興奮が続いていて眠れないという人がいます。

翌日のイベントの準備を寝る直前まで行っていた場合、同様の理由で眠りにくくなることがあります。

大事な日の前日は眠れないもの、というインプットがある

大事な日の前日に眠れなかった経験がある人の中には、その後、同じ症状が慢性化してしまう人も少なくありません。慢性化する理由の一つに、「大事な日の前日は眠れないもの」というインプット、思い込みがある場合があります。

外泊した際、枕が変わると眠れないという人もいますが、これもインプットによる不眠症状の一種です。

パソコンやスマホで緊張を和らげようと試みた

不安や緊張を解消するために、一度起きて、パソコンやスマホなどを操作する人がいます。

パソコンやスマホからは、目に見えないブルーライトと呼ばれる光が放たれています。このブルーライトには、睡眠を妨げる作用があることで有名。床に就く1時間以上前からは、ブルーライトを目に入れないようにしましょう。

眠るために有効な方法を色々試してみよう

大事な日の前日に眠れないという人は、以下に挙げる方法を検討してみましょう。

寝る2時間ほど前に入浴して体を温めておく

人は、眠る際に体温が徐々に下がります。正確に言えば、人は体温を下げる過程で眠くなる、ということが分かっています。雪山で遭難した際、凍えるような寒さの中で眠くなってしまう現象は、この生理機能が働いていることが原因、と指摘する声さえあります。

この生理機能を逆用し、眠る2時間ほど前に、入浴して体を温めておきましょう。体を温めれば、外気と体温の温度差の影響で、必然的に体温が下がってきます。このタイミングで床に就くようにしてみてください。

軽く寝酒をする

アルコールには、眠りを誘導する作用があります。飲み会の席ですぐに眠くなってしまう人は、この作用が強く現れる体質の人なのでしょう。

寝る前の適度なアルコール摂取は、スムーズな睡眠を導く方法として非常に有効。眠れない時には、ワイングラス1杯、缶ビール350ml、日本酒1合などの適量のアルコールを摂ってみてください。

ただし、過度のアルコール摂取は、眠りに就いた後の睡眠の質を低下させることが分かっているので逆効果。飲みすぎには注意しましょう。

睡眠サプリを試してみる

昨今、ドラッグストアや通信販売などで、いわゆる「睡眠サプリ」が多く販売されています。薬と違って手軽に試す事ができるアイテムなので、試してみる価値はあるでしょう。

なお、「睡眠サプリ」を選ぶ際には科学的な臨床試験を経て一定の休息作用が確認された成分を選ぶのがおすすめです。

目をつぶって体だけでも休ませる

眠れないことに焦ってしまうと、ますます目が冴えて眠れなくなっていまいます。どうしても眠れない時には、無理に寝ようとせず、とりあえず目をつぶって体だけでも休ませるようにしてみてください。

「眠れなくても良い」と思って体を横たえると焦りから解放され、いつの間にか眠ってしまうことがあります。目を閉じて眼球を上向きにしていると、この「いつの間にか睡眠」が起こりやすくなると言われています。

たとえ本当に眠れなくても、目をつぶって体を休めるだけでも、翌日の調子は全く違います。

イベントの前々夜に徹夜する

大学入試の前日にしっかり眠るための対策として、古くから一部の受験生の間で行なわれている方法が、入試の前々夜に徹夜をするというもの。入試の前々夜に徹夜をすれば、前夜は眠くて必然的に寝てしまう、という発想に基づきます。

馬鹿げた方法に聞こえるかも知れませんが、イベント前夜に確実に眠る方法としては有効かもしれません。

諦めて起きて活動する

眠れないという焦りのスパイラルのため、全く眠れる見通しが立たなくなってしまった場合には、眠ることを諦め、起きて活動してみるのも一つの手段です。

電気をつけて、本を読むなりテレビを見るなり、あるいは軽食を摂るなどし、自由に朝まで過ごしてみてください。

少々乱暴な意見ですが、人は1食や2食を抜いたところで、何ら健康被害など生じません。同様に、1晩や2晩だけ眠れなかったとしても、目立った健康被害はないものと考えられます。

人は、生命維持活動の一環として、やがて必ず眠ってしまうことになります。その時が来るまで焦らず、自由に過ごしてみても良いでしょう。実は、この方法で不眠症を解消した人が大勢いるそうです。

何度も緊張するイベントを経験する

テレビで毎日見かけるような有名芸能人であっても、きっとデビュー当初は、翌日のイベントや撮影を前に、緊張して眠れなかったはずです。

しかしながら人前に立つ経験や、テレビカメラの前に立つ経験を積んでいくうちに、徐々に緊張から解放され、やがては多くの芸能人が緊張も不安も感じなくなっていきます。

ところで、なぜ自分はプレゼンの前日に緊張するのに、上司は緊張しないのでしょう?その理由は芸能人と同じ。上司はプレゼンという緊張の瞬間を、過去に何度も経験しているからです。やがて感覚が麻痺して、さほど緊張しなくなってきた、ということです。

場数を踏めば、イベント前夜の不眠症は改善されるかも知れません。そのように信じ、今は観念して緊張や不安と上手に付き合う発想も大事です。

心療内科を受診する

眠れない人が採る最終手段ですが、心療内科を受診すれば、睡眠の悩みを解決できるかもしれません。

ただし、睡眠の悩みに対して心療内科が採る方法は、大半の場合が対症療法。多くの場合は睡眠導入剤などの処方です。薬を飲めば確かに眠ることができるかも知れませんが、その副作用などのリスクを考えると、そう気軽に手を出せるものではありません。

それに、もし薬の影響で頭が回らない状態になってしまったら、きっとプレゼンどころではないはずです。それなら、眠らずに脳を興奮させた状態でプレゼンしたほうが、説得力のある内容を展開できるでしょう。

良質な睡眠をサポーチするテアニンに期待

数々の機能性食品の研究開発で知られる太陽化学株式会社(三重県四日市市)は、睡眠に何らかの支障がある人たちに対し、テアニンという成分の摂取を提案しています。テアニンとは、私たちが馴染みのある緑茶に含まれているアミノ酸の一種。緑茶に含まれている旨味成分がテアニンです。

太陽化学株式会社におけるテアニンの臨床試験

太陽化学株式会社では、テアニンが持つ睡眠への影響を確認すべく、被験者を22名を対象に臨床試験を行ないました。

被験者は、テアニンは睡眠に良い成分であることに加え、被験者全員がテアニンを摂取すると聞かされていますが、実際には、本物のテアニンを摂取するグループと、テアニンの偽物(プラセボ)を摂取するグループとに分けられています。

試験の結果、プラセボのグループに対し、本物のテアニンを摂取したグループにおいて、「寝つきが良くあった」「睡眠時間が長くなった」「睡眠中に目覚める回数が減った」「疲れが取れた」などの有意な変化を確認。テアニンには良質の睡眠を導く作用があることが示唆されました[注1]。

大事な日の前にはテアニンの摂取を

今やドラッグストアや通信販売などのサプリメントコーナーなどでは、「睡眠サプリ」なるジャンルが確立しているようです。

販売されているそれぞれのサプリメントには、もちろん、何らかの睡眠導入作用が期待できるのかも知れません。一方で、その作用の有無には、個人差があることも事実でしょう。どの商品があなたの睡眠をサポートしてくれるのか、一つ一つの商品を買い比べてみることは不可能です。

上で紹介したテアニンは、良質の睡眠を導く可能性が期待できる成分として、科学的な臨床試験を経て証明されたもの。睡眠サプリを試してみたいという方は、テアニンを主要成分とした商品から試してみたほうが良いかも知れません。

【まとめ】大事な日の前日に眠れないという方へ

大事な日の前日に眠れなくなることは、決して異常な症状ではないことを認識してください。大なり小なり、大半の人が経験したことのある症状です。「自分は異常ではないか?」という思い込みが、さらに症状を悪化させる恐れがあるため要注意です。

その上で、自分が眠れなくなってしまう原因を考えてみること。ほとんどの人は、翌日のイベントに向けた緊張やプレッシャーが原因となって眠れないものと思いますが、この緊張を解くためにパソコンやスマホに向かってしまっては、かえって眠れなくなってしまいます。眠れない原因を大まかに自覚するだけで、気持ちが軽くなってくることもあるでしょう。

眠る際には、良質な睡眠を導くとされている様々な方法を実践してみてください。いずれかの方法が自分にヒットすれば、以後は「これをやれば眠れる」というインプットが入り、大事な日の前日でもスムーズな眠りが得られるようになるかも知れません。特に、テアニンなどを含む睡眠サプリを導入するなど、手軽に始められる方法は特におすすめです。

自分なりの理想の休息方法を見つけて、大事なイベント前でもしっかりと眠れる体質へと導きましょう。